帰宅途中にパチンコ、生徒の個人情報盗難 奈良・三郷中教諭を訓告

帰宅途中にパチンコ、生徒の個人情報盗難 奈良・三郷中教諭を訓告
産経新聞 2014年9月17日 7時55分配信

 三郷町教委は16日、町立三郷中学校の男性教諭(54)が帰宅途中、在校生や卒業生計1169人分の氏名や成績などの個人情報が入ったUSBメモリーを入れたかばんを盗まれたと発表した。現時点で個人情報の流出に関する相談はないといい、教諭は12日の全校集会で生徒らに謝罪。町教委は文書による訓告処分を行った。

 同町教委によると、教諭は全学年の技術科を担当。8月27日午後6時ごろ、帰宅途中に天理市内のパチンコ店に入り、約3時間半後に車に戻ると、助手席の窓ガラスが割られ、座席下に置いていたかばんなどが盗まれていたという。

 かばんに入れていたUSBメモリーには、195人分のクラス名簿などのデータも入っていた。また、生徒の課外活動の様子を記録したデジタルカメラ1台も盗まれたという。

 教諭は天理署へ被害届を提出。「USBメモリーなどは日常的にかばんに入れていた。情報を持ち出している意識が低かった」と話しているという。

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